Joruri Gw 3.2.xから4.0.0へのバージョンアップ

公開日 2022年11月04日

はじめに

OS, ミドルウェアが変更となるため、新しい環境に4.0.0をインストールしたあと、データを移行することを想定しています。
JoruriGwは v3.0.0で分割管理をしていたデータベースを統合するなど大幅な変更を行っています。
v2.3.1以前のバージョンからのアップデートを行う場合は、v.2.x系 → v3.1系へのアップデートを行い、
その後、v4.0へのバージョンアップを実施してください。
v2.x系からv3.1へのバージョンアップは、下記の記事を参考にしてください。
JoruriGw2.xからJoruriGw3.1へのバージョンアップ[PDF:301KB]

Joruri Gw 4.0.0のインストール

インストールマニュアルに従ってインストールしてください。

設定移行

Joruri Gw 3.2.5の設定内容を 4.0.0へ移行します。
下記のファイルを編集してください。

  • /var/share/jorurigw/config/application.yml
  • /var/share/jorurigw/config/core.yml
  • /var/share/jorurigw/config/database.yml
  • /var/share/jorurigw/config/ldap.yml
  • /var/share/jorurigw/config/smtp.yml

データ移行

3.2.x の環境から 4.0.0 の環境へデータベースを移行します。
3.2.x の環境からデータベースをエクスポートします。
$ mysqldump production_jorurigw -u root -p > production_jorurigw.dump

4.0.0 の環境へデータベースをインポートします。
$ mysql jorurigw -u root -p < production_jorurigw.dump

以下のマイグレーションを実行して差分のデータベース更新を反映させてください。

$ bundle exec rake db:migrate RAILS_ENV=production

ファイルデータ移行

添付ファイル等のデータは下記のディレクトリをそのまま旧環境のもので置き換えてください。
/var/share/jorurigw/public/_attaches

assetsコンパイルを実施します。

$ cd /var/share/jorurigw
$ bundle exec rake assets:precompile

再起動

delayed_jobを再起動します。

$ cd /var/share/jorurigw
$ bundle exec rake delayed_job:restart RAILS_ENV=production

アプリケーションサーバーを再起動します。

$ su -
# systemctl restart httpd

以上でアップグレードが完了です。

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